「お金がない親の面倒は見たくない」はひどい?知恵袋の体験談から考えてみる

「お金がない親の面倒なんて見たくない」と思うのは、あなたが悪いわけじゃありません。

「親の面倒を見るのは子供として当たり前」。そんな言葉に縛られて、心が押しつぶされそうになっていませんか?

「お金がない親の面倒見たくない」と検索したあなたは、決して冷たくありません。

むしろ、「これ以上は無理!」「自分の生活が壊れちゃう!」という、心が発したSOSです。自分を守ろうとする、とても正常な反応なんですよ

世間の目や罪悪感に負けて、あなた自身の人生までボロボロにする必要はありません。

今回は、同じように悩んだ人たちのリアルな声と、これからどうすればいいのかの現実的な解決策を、分かりやすくお話ししますね。

「みんな、ぶっちゃけどうしてる?」知恵袋のリアルな声

    「親の面倒を見たくない」と悩む人は、実はものすごくたくさんいます。

    ネットに寄せられた生の声を、そのままご紹介しますね。みんながどうやって自分を守っているのか、参考にしてみてください。

    ①同居と実母の面倒についての悩み

    質問:
    「同居して実母の面倒を見なければならないかについて質問です。…母は現在90歳でまだ自分のことはできるので1人で住んでいますが、一番下の子どもがあと1年で大学を卒業し家を出るタイミングで一緒に住んでほしいと言います。私は娘ですから面倒はみるつもりですが一緒には住みたくない、…母は母が望むレベルの老人ホームに入居するだけの財産はありません。皆さんならどうされますか。」

    回答1:
    「同居を避けたい理由を明確にし、母親に伝えることが重要です。感情的な部分も含めて、正直に話すことで理解を得られるかもしれません。また、介護サービスやデイサービスの利用を検討し、…専門家に相談し、介護計画を立てることも考慮してください。」

    回答2 :

    ・母親の介護が必要になった時に備え、近くの介護施設の情報を収集する
    ・母親の意向を確認しながら、施設入所の可能性も選択肢に入れる
    ・娘さんが母親の家に通う頻度や期間を決めて、定期的に様子を見る ・緊急時の対応方法を決めておく(施設入所の手続きなど)

    ② 毒親の老後の面倒について

    質問:
    「親が毒親の親でも老後の面倒見ますか?」

    回答:
    「逃げます」 「親が毒親の親でも老後の面倒見ました。死んだら楽になりました。」
    「いいえ。見捨てます。」
    「看ませんでした…85歳で一人暮らしが難しくなってきたため入りたくないと言っていた施設(特養)にお願いしました
    特養に入ってからほとんど面会に行きませんでした」

    ③ 放蕩三昧だった親の介護放棄について

    質問:
    「父母ともに浪費癖がひどく、父親には自己破産の過去があります。…どうして、やりたい放題やってきた親のために堅実に貯蓄してきた私が看てやらなきゃいけないの!?…親の介護を放棄するのは可能なのでしょうか?」

    回答:
    ・「親の面倒や介護なんてやらなくていい。」
    ・「産んでくれたことに感謝はあるけど、親の面倒を見るために生まれてきたわけではないので。完全に放棄はできないけど、できる範囲だけでいいと思います。」
    ・「連絡が来ても余裕がない、できないと突っぱねるしかない。」 「親の介護を放棄することはできません。端的に言うと扶養の義務があるからです。」
    ・「世帯が違えば介護拒否出来る筈」
    ・「親の問題は親の問題なので、主様は関係ありません。下手に協力姿勢をみせると、自治体はあなたを頼れるといいように解釈します。…別記で放置が一番よいです。」
    ・「別居して放置。金が無ければ生活保護申請をさせる。…親に恩義は感じてないと言えば強制力はないので役所もあきらめます。」
    ・「法律で義務付けられているのは、あくまで『扶養』です…『扶養』とは、余力のある範囲で、生活に困窮する家族の面倒を見る義務であって、『介護』とはまったく別物です。」

    ④ 「親の面倒を見るのは当たり前」という価値観の変化

    質問:
    「親の面倒を子供が見るのが当たり前という価値観は少なくなっているのは子供を甘やかしているからでしょうか?…親が困窮して子供が楽な生活なのに何も手助けしない親子関係(絶縁していないし良好なのに)って異常じゃないでしょうか?」

    回答:
    ・「今の子世代は、自分達の老後は自分達でが基本的な価値観であって、子どもに面倒見てもらおうという人はほぼいないんじゃないですかね。…子育て世代に一千万の貯蓄があっても、それは大切な子どもの教育資金と老後の資金であって親に仕送りしていたら子どもの家族の未来が潰されます。」
    ・「今は、各々の、自分達の生活が精一杯の方も多いのでは?…子供に財力があるのに、親が困窮しているのにも、関わらず援助しないのは、親子関係に問題があるような気がします。」
    ・「子供に頼りたくないのは親としてプライドがあるから。…そりゃあ行政に頼り生活保護を受けるのが一番。」

    ⑤ 介護のためのUターンと孤独感

    質問:
    「親の面倒を見るためにUターンした方に伺います。親のために戻ってそこで就職して生活をした場合親の死後のことを考えると自分一人田舎にいることを想像するととてつもない孤独感が襲ってきます。…皆さんはそういう思いや経験をされたことありますか?」

    回答:
    「Uターンと同時に転職して婚活しました。…親がどんどん老いていき死に近づいて行っても、新しい家族や産まれる命があるとそういうことも生き物の営みの一つとして悲しい気持ちに耐えられますし、親が死んだあと孤独ともならないです。」
    「祖父母や面倒をみる人がいなくなれば、自分は職場に便利なところに引っ越します。」

    ①~⑤への私の見解

    知恵袋などを読んでみると、「自分の生活を壊してまで親の面倒を見る必要はない」と考えている人が圧倒的に多いですよね。

    特に、自分のお金や時間を犠牲にしてまで、毒親や浪費家の親を支えるのは無理だ、という声は切実です。

    ⑥ 不公平な生前贈与と介護の負担

    質問:
    「親の面倒を見るのがバカバカしくなってきました…親の面倒は全て私が一人で見ています。…親の預貯金が200万あるらしくて、…『100万ずつ姉妹で分けて。とりあえず100万、〇〇(姉)に送るわ』と言い出しました。…なぜ何十年も会いにすら来ない娘に今100万あげると言い出すのか。」

    回答:
    ・「私ならそれなら姉にみてもらえば?って出ていきます。」
    ・「現在あなたが負担しておられるお母さんの生活費を、月々、お母さんの貯金から出していただくのです。」
    ・「生前贈与では無くこれからの生活費として持っている様に勧める事が出来せんか、もしくは質問者の方が管理し、生活費として使えばいいのではないでしょうか。」
    ・「買い物や通院や交通費はお母さんのお金から出すようにして、これから幾らかかるか分からないから、生前贈与はやめてとはっきり言いましょう」

    ⑦ 週末介護の疲弊と感謝のない親

    質問:
    「親の面倒を見るのに疲れました。…毎週末母親の面倒を見に実家へ。…なのに親はしてもらって当たり前、頑固。常に誰かの悪口を言っていて、正直疲れます。…正直週末が来るのが苦痛でしかないです。」

    回答:
    「こんな親は施設に放り込んでください。…辞めるに限りますね。…子供には親を介護したりする法的義務が全くありません。…扶養の義務には介護は含まれません。…撤退してください。」
    「必要最低限の手助け以外は、まず本人にやらせてみるということです。…1から10まで付き合っちゃ、あなた自身が壊れますよ。」

    ⑧ 費用も人手もない状況での介護

    質問:
    「親の面倒を見れる人がいません。施設に預けるお金もありません。どうしましょうか」

    回答:
    ・「別世帯にして生活保護にして施設に入居して頂くことは出来ますしその様にしている方は多いですよ。」
    ・「包括支援センターに行って、そのまま相談してください。」

    ⑨ 過干渉な母への介護拒否感

    質問:
    「高齢実母の介護、非情と言われるかもしれませんが面倒見たくない…母は私が地元に戻り一緒に暮らす事を望んでいますが、私は絶対に嫌です。…父の亡き後、高級なアクセサリー等色々買い漁り、最近はあれ程あったお金が底をつき始めたようで残金聞いて驚きました。…親の面倒は子が見る義務があり、放棄すると罪に罰せられるとも聞きました。…どうしたら良いでしょうか。」

    回答:
    ・ 「子供がいるからって頼りにされても私には自分の家族がいるから迷惑です。法律上義務がありますが同居や近距離で無い限り無視で大丈夫。」
    ・「見ても見なくっても結局悪口言われるからあきらめましょう(笑)…お金がないなら、家を売ります。そうすると生活保護が受けられます。」
    ・「法的には、子は、自分自身の生活を犠牲にしてまで親を養う義務はないそうです。…お母様には施設に入っていただいて、お金を使いきった後は生活保護を受けてその費用に充てていただく選択肢もあります。」
    ・「地域包括支援センターとケアマネさんの協力を仰ぎ、デイサービスやヘルパーさん、24時間みまもりサービス等々と繋げましたが、難癖つけて勝手に全て解約、私に手伝えと言ってきました。それが無理だから、できる限りの支援体制を構築したのに、それを拒否するんだったら、もう知らね、と連絡来ても無視してます。」

    ⑥~⑨への私の見解

    感謝もされず、お金もないのに振り回されるのは本当にしんどいですよね。

    「子供の義務だから」と我慢し続けると、今度はあなたが倒れてしまいます。

    これからあなたができること

      ここまで読んで、少しはホッとしましたか?

      「お金がない親の面倒を見たくない」と思うのは、決して冷酷なことではありません。あなたが自分の生活を守るための、大人の正しい判断です。

      今日からできる、自分を守るためのステップをまとめました。

      ①「自分でやろう」としない 排泄の世話や毎日の食事の準備などは、素人がやるには無理があります。それは福祉のプロに任せるべき仕事です。

      ②役所の窓口「地域包括支援センター」に頼る
      親から「助けて」と言われたら、あなたが動くのではなく、「地域包括支援センターに相談してね」と伝えましょう。あなたが直接手を出してしまうと、役所は「家族が面倒を見られるんだな」と判断して、助けてくれなくなってしまいます。

      ③「お金がない」なら生活保護を頼る
      親にお金がないなら、生活保護を受けてもらい、そのお金で施設に入ってもらうのが一番安全です。あなたが自分のお金を切り崩して仕送りする必要はありません。

      あなたの人生は、あなたのものです。親の人生の責任を、あなたが全部背負う必要はありません。勇気を持って一歩引いて、自分の明日を守ってくださいね。

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